ところで、「毎度有難うございます」「いつもお世話になり有難うございます」のような手紙やメールの出だしは、日本特有の習慣でもあり、文化でもあり、一般には翻訳を省きますが、イギリスでは、これに近い表現を、手紙やメール文の先頭に書く場合もあります。
それは「Thank you for your custom.」です。
日本語からすると「そっけない」感じですが、それでも精一杯の謝意の表現ですね。アメリカでは、このような表現はほとんど見られないようです。お国柄が出るわけですが、そういう意味では、やはり個人的には、イギリスに親しみを感じる次第です。

皆さんは如何ですか? (尚、custom は単数です。複数 customs とすると、税関や関税の意味になりまったく異なりますので、要注意)。会話でも堂々とお使いください。