マッサージの治療効果

マッサージの治療的作用は、
生体の組織、器官の機能の異常を調節し、本来の生理的な状態に回復させる作用です。

疾病の状態と治療目的により、つぎの諸作用に分けられます。

  • 興奮作用
    機能の弱ってるところに刺激して、機能を興奮させて回復させる作用です。

  • 鎮静作用
    機能がたかぶっている(亢進(こうしん)している)ところを鎮静させる作用です。

  • 反射作用
    生体の有する反射機転を介して、異常機能の調整する作用です。

  • 誘導作用
    外傷や炎症で直接その場所に施術ができないとき、その場所より心臓に近いところを施術して 患部の病的滲出物などを誘導する作用です。

  • 矯正作用
    関節などの障害で運動機能が不十分なときに、その部分の滲出物をこまかく砕いて、 拘縮を起こしている部分や組織を引き伸ばす作用です。



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